入職に向けて予定と書類を確認する医師(イメージ)
必要書類・返却物・初日の準備を、順番に確認しましょう。

応募書類・手続きに関する説明を2026年11月8日に見直しました。写真は内容を説明するためのイメージです。

転職先が決まったら、必要な書類をそろえることと、現在の勤務先から借りている物を返すことを、並行して進めましょう。元の記事で紹介していた「自分で用意する書類」「退職先から受け取る書類」「入職先から受け取る書類」という分け方で整理すると、確認漏れを減らせます。

最初に入職先へ確認すること

  • 入職日、初日の集合場所・時間、担当部署と連絡先。
  • 提出書類の一覧、締切、原本・写しの別、提出方法。
  • 担当診療、勤務日数、当直・オンコール、給与など、合意した条件が書面に反映されているか。
  • 電子カルテや院内ルールの研修、白衣・名札・ロッカーなどの準備。

自分で用意する書類

医師免許、臨床研修修了登録証、専門医資格などは、必要な種類と原本確認の有無を採用担当者に確認します。すべての勤務先で同じ書類が必要とは限りません。健康診断や予防接種に関する記録も、入職先から求められた範囲で準備しましょう。

年金の手続きで基礎年金番号の確認を求められた場合は、基礎年金番号通知書や、すでに保有している年金手帳などを確認します。2022年4月以降は、年金手帳に代わり基礎年金番号通知書が発行されています。日本年金機構の案内で確認できます。

退職する勤務先から受け取る書類

源泉徴収票、雇用保険の被保険者番号を確認できる書類、必要に応じた退職証明書・離職票などについて、発行時期と受取方法を確認します。勤務形態や加入制度によって対象が異なるため、一律の必須書類とは考えず、次の勤務先の担当者と照合しましょう。

遠方へ転居する場合は、退職後の送付先と連絡先を伝えておきます。元の記事でも触れていたとおり、退職後に取りに戻ったり郵送を頼み直したりする負担を避けるため、早めの確認が役立ちます。

入職する勤務先から受け取る書類

給与振込先届、扶養控除等申告書、社会保険の加入・扶養に関する届出などは、入職先の案内に沿って準備します。給与振込口座の確認書類が必要か、個人情報をどの方法で提出するかも確認してください。

現在の勤務先へ返却する物

  • 職員証・IDカード・鍵・入退館カード。
  • 制服・白衣、病院から貸与された端末や機器。
  • 病院が所有する書類・参考資料・備品・名刺。
  • 通勤定期券など、精算・返却の指示がある物。

資格確認書の返却など、健康保険に関する手続きは加入している保険者の案内に従います。協会けんぽでは、期限内の資格確認書は返却対象ですが、従来の健康保険証等は取り扱いが変わっています。協会けんぽの案内を確認し、マイナンバーカード本体を病院へ返却することとは区別してください。

引き継ぎと最終確認

患者の診療経過、継続中の課題、今後の検査や治療予定などは、勤務先のルールに沿って後任へ引き継ぎます。患者情報や院内資料を、私物の端末や次の勤務先へ持ち出さないようにしましょう。

書類がそろったか、返却・精算が完了したか、初日の連絡先が分かるかを最後に確認します。準備を一つずつ終えることが、新しい職場で落ち着いて診療を始めることにつながります。

参考情報